「働き方改革実行計画」ポイント〈その3〉〜非正規雇用の処遇改善◆

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 09:49

働き方改革実行計画のポイント紹介。

今回のテーマも前回に引き続き、「非正規雇用の処遇改善」です。

 

前回のブログでは、非正規雇用の処遇改善に関する対応策のひとつである「‘碓賚働同一賃金の実効性を確保する法制度とガイドラインの整備」を取り上げました。

 

2016年4月10日ブログ記事:「働き方改革実行計画」のポイント〈その2〉〜非正規雇用の処遇改善 

http://sr-komaya.jugem.jp/?eid=109

 

今回は、もうひとつの対応策である「非正規雇用労働者の正社員化などキャリアアップの推進」を取り上げます。

 


 

【今後の対応の方向性】

 

アベノミクスの効果により、正規雇用労働者が8年ぶりに増加に転じ、不本意非正規雇用労働者の割合も前年に比べて低下するなど、非正規雇用を取り巻く雇用環境に改善が見られる。これを確実に正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消や不本意非正規雇用労働者の正社員化につなげ、非正規雇用労働者の処遇改善を図る。

 

【具体的な施策】

 

〈同一労働同一賃金の実現など非正規雇用労働者の待遇改善に向けた企業への支援〉

・待遇改善のインセンティブ付与として、キャリアアップ助成金を活用し、諸手当制度の正規・非正規共通化に取り組む事業主に対する助成を創設するなど、非正規雇用労働者の正社員化、賃金引上げ、待遇制度の正規・非正規共通化に対する助成を行う。

 

〈労働契約法に基づく無期転換ルールの円滑な適用〉

・労働契約法に基づく有期雇用契約の無期転換が2018年度から本格的に行われることを踏まえて、周知徹底(シンポジウムやセミナーの開催)、導入支援(モデル就業規則の作成等)、相談支援(社労士等によるコンサルティング)を実施する。

 

〈被用者保険の適用拡大〉

・働きたい人が働きやすい環境を整備するとともに、短時間労働者の処遇を改善するため、短時間労働者への被用者保険の適用拡大の円滑な実施を図るとともに、2019年9月までに更なる適用拡大について必要な検討を行い、その結果に基づいて必要な措置を講ずる。

 

 


 

助成金活用による企業への支援については、厚生労働省のホームページで、本年度の新たな助成金メニューが既にスタートしています。

 

厚生労働省:事業主の方のための雇用関係助成金

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/

 

今後は、無期転換ルールの円滑な実施と、社会保険の適用拡大が大きなテーマですね。

特に、社会保険の適用拡大については、2019年秋以降に、適用拡大が図られる可能性が大きいですね。

 

 

働き方改革実行計画の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html#headline

 

次回は、改革テーマのひとつである「賃金引上げと労働生産性向上」について紹介します。

 

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