「働き方改革実行計画」ポイント〈その13〉〜女性・若者が活躍しやすい環境整備◆

  • 2017.04.25 Tuesday
  • 09:47

今回のテーマも前回に引き続き、「女性・若者が活躍しやすい環境整備」です。

 

前回のブログでは、対応策のひとつである「パートタイム女性が就業調整を意識しない環境整備や正社員女性の復職など多様な女性活躍の推進」を取り上げました。

 

2017年4月24日ブログ記事:「働き方改革実行計画」ポイント〈その12〉〜女性・若者が活躍しやすい環境整備 

http://sr-komaya.jugem.jp/?eid=119

 

今回は、対応策の最後のひとつである「就職氷河期世代や若者の活躍に向けた支援・環境整備の推進」を取り上げます。

 


 

【今後の対応の方向性】

 

就職氷河期世代の正社員化に向けた集中的な支援を行うとともに、高校中退者やひきこもりの若者等に対し、教育・就労にわたる切れ目のない支援を提供し、就労・自立の実現につなげる。また、多様な採用機会を拡大し、単線型の日本のキャリアパスを変えていく。

 

【具体的な施策】

 

(就職氷河期世代への支援)

・就職氷河期に就職時期を迎え、現在もフリーター等として離転職を繰り返す方の正社員化に向けて、短期・集中セミナーの実施、わかものハローワークにおける就職支援、事業主への助成措置の創設など、個々の対象者に応じた集中的な支援を行う。

・雇用保険法を改正し、倒産・解雇等により離職した若者に対する基本手当の所定給付日数を引き上げる。

 

(高校中退者等に対する就労・自立支援)

・図書館等を活用して高校中退者等の高卒資格取得の学習相談・支援を行うモデルを構築する。また、教育委員会や学校、地域若者サポートステーション等の連携を強化し、就労・自立に向けた切れ目ない支援体制を構築する。

 

(多様な選考機会の促進)

・希望する地域等で働ける勤務制度の導入等を促進するため、若者雇用促進法の指針を改正し、経済界に要請する。また、学生の地元での就職活動を促進するため、東京圏在住の地方出身者等に対し、地元企業でのインターンシップを支援する。

 

(若者の「使い捨て」が疑われる企業等への対応策の強化)

・職業安定法を改正し、ハローワークや職業紹介事業者の全ての求人を対象に、一定の労働関係法令違反を繰り返す求人者等の求人を受理しないことを可能とする。また、求人情報の提供を行う事業者に対し、実際の労働条件と異なる求人情報を提供しないこと等を内容とする業務運営の指針を策定するとともに、必要に応じて指導等を実施できるよう、法整備を行う。

・高等学校・大学等と労働局が連携し、学生・生徒に対する労働関係法令や相談・通報窓口等の周知徹底を図る。また、求人情報の提供を行う事業者に対し、労働者を守る労働ルールの周知を行うよう要請する。

 

 


 

若者の使い捨てが疑われる企業、いわゆるブラック企業に対する姿勢はますます厳しくなる傾向です。

ハローワーク等での求人募集に関しても、ブラック企業の締め出しが進んでいます。

この傾向は、正社員のみならず学生アルバイトでも同様です。

「ブラック企業」「ブラックバイト」というレッテルが貼られないよう、労働関係法令に関するコンプライアンス重視の姿勢は、ますます求められる時代になりますね。

 

 

働き方改革実行計画の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html#headline

 

次回は、改革テーマのひとつである「雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差を固定化させない教育の充実」について紹介します。

 

 

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