「働き方改革実行計画」ポイント〈その15〉〜高齢者の就業促進〜

  • 2017.04.27 Thursday
  • 09:38

働き方改革実行計画のポイント紹介。

最後のテーマは、「高齢者の就業促進」です。

 


 

【今後の対応の方向性】

 

2020年度までの期間を65歳以上の継続雇用延長・65歳までの定年引上げ促進の集中支援期間を位置づけ、将来的に継続雇用年齢等の引上げを進めていくための環境整備を図る。また、エイジレスに働くためのキャリアチェンジや雇用でない働き方を促進するとともに、高齢者の生活困窮を防ぐため就労支援の強化を図ることにより、意欲ある高齢者に多様な就業機会を提供していく。

 

【具体的な施策】

 

(継続雇用延長等に向けた環境整備)

・将来的に継続雇用年齢等の引上げを進めていくため、2020年度までの期間を企業等により65歳以上の継続雇用延長等の促進の集中支援期間と位置づけ、65歳を超える継続雇用や65歳までの定年引上げ等を支援する助成措置を強化するとともに、定年引上げや継続雇用等の手法を紹介するマニュアル、好事例集を新たに作成し、企業を訪問して相談・援助を実施する。

・2020年度に高齢者就業のインセンティブ効果と実態を検証し、継続雇用延長等に係る制度の在り方を再検討する。

 

(マッチングによるキャリアチェンジの促進)

・ハローワークにおいて、65歳以上が就業可能な短時間の求人開拓を強化するとともに、求人票において年齢に関わりなく職務に基づく公正な評価により働ける企業を見える化する。また、ハローワークと経済団体等地域の関係者が連携して、U・I・Jターンで地方で働くための全国マッチングネットワークを新たに構築する。

 

(雇用ではない働き方の促進)

・高齢者による起業時の雇用助成措置を強化するとともに、地域の様々な機関が連携して高齢者の就業機会を創る取組の中で、起業の促進を図る。また、製薬企業OB等と医療系ベンチャーとのマッチングを強化する。

・健康づくりやフレイル対策を進めつつ、シルバー人材センターやボランティアなど、多様な社会参加を促進する。

 

 


 

生産年齢人口の減少を補うためにも、働く意欲のある元気なシニア層が活躍することは、我が国の経済を考える上でも重要なポイントです。

また、長寿化に伴い、仕事をリタイアしてからの期間も長期化する傾向があります。

長い老後期間において、経済的に困窮しないためにも、就労の機会が確保されることは大切なポイントです。

 

 

働き方改革実行計画の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/ichiokusoukatsuyaku/hatarakikata.html#headline

 

当ブログでは、全15回にわたって、「働き方改革実行計画」のポイントを紹介いたしました。

この計画は、10年後の2027年に向けての壮大なチャレンジです。

昨今の「働き方改革」の風潮を、歓迎する人もいれば、眉をひそめる方もいるかと思います。

いずれにしても、日本人の働き方が大きく変わることは間違いないといえます。

今から、その準備をしていく必要がありますね。

 

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