妻の出産後、男性の休暇取得の実態は?〜内閣府調査結果より〜

  • 2017.06.26 Monday
  • 11:04

妻の出産後、休暇を取得する男性従業員も少なくないかと思います。

また、それらの休暇取得をバックアップする制度を設けている企業も多いのではないでしょうか。

妻の出産後、実際に休暇を取得した男性従業員の実態は、どうなっているのでしょうか。

 

内閣府では、男性の配偶者の出産直後の休暇取得に関する実態把握のための調査結果を公表しました。

対象は、2015年に配偶者が末子を出産した被雇用者の男性約1,000名となっています。

調査結果では、約半数超の男性従業員が休暇を取得しています。

 

調査結果の概要を抜粋すると、下記の通りです。

 


 

配偶者の出産後2か月以内の休暇取得の実態

 

55.9%の父親が休暇を取得

〇配偶者の出産後2か月以内に、配偶者のサポートや家事・育児のために休暇を取得したと回答した人の割合は55.9%。

〇配偶者の出産後2か月以内で休暇取得率が最も高いのは出産日の52.3%、次いで出産翌日から退院までが48.5%、退院翌日から出産後2か月以内が43.9%。

 

⊇仍再に最も利用された休暇制度は「配偶者出産休暇」

※「配偶者出産休暇」とは、勤務先の就業規則等で定められた配偶者出産時等に係る特別休暇をいう。

〇出産日に利用された休暇制度で最も多いのは「配偶者出産休暇」で43.4%。

〇出産翌日から退院まで、退院翌日から出産後2か月以内で最も利用された休暇制度は「年次有給休暇」(出産翌日から退院までの利用54.2%、退院翌日から出産後2か月以内の利用78.0%。

 

5找房萋斉数の合計は4日以上6日未満が最多

〇配偶者の出産後2か月以内の全ての期間の休暇取得日数を合わせると、最も多い取得日数は4日以上6日未満(23.0%)、次いで6日以上10日未満(21.8%)、3日以上4日未満(20.2%)となっている。

〇配偶者の出産後2か月以内の各期間での休暇取得日数はそれぞれ1日以上2日未満が最多となっている。

〇休暇を取得した期間の数を見ると、休暇取得者のうち82.6%が2つ以上の期間で休暇を取得している。

〇休暇取得者の満足度は全体で95.0%と高く、休暇を取得した期間の数が多いほど、満足した人は増える。

 

29.1%の父親が休暇を取得しようと思っていたものの取得しなかった

〇休暇取得の意向はあったものの休暇取得しなかった人の割合は29.1%。

〇休暇取得の意向がなく実際に休暇取得しなかった人の割合は15.0%。

 


 

さすがに妻の出産時には、半数以上の男性従業員が、何らかの形で休暇を取得し、家族をサポートしているようですね。

特に、休暇取得の機会が複数回に上る場合は、男性従業員の満足度が高まる傾向があるようです。

 

なお、調査では、「休暇の取得促進のために必要なこと」として、下記のポイントを挙げています。

 


 

配偶者の出産後2か月以内の休暇の取得促進のために最も求められているのは「休暇を取りやすい職場であること」

〇配偶者の出産後2か月以内に休暇を取得できるようにするためには、「休暇を取りやすい職場であれば」という回答が54.1%で最も高く、次いで「上司の理解を得られれば」が40.7%であった。

〇2つの項目の間の差は大きく、まずは、「休暇を取得しやすい職場」づくりが求められていることがわかる。

 

 


 

残業の削減においても、「帰りやすい職場の雰囲気」づくりが大きなポイントとなっています。

同様に、休暇の取得においても、職場の雰囲気・風土が大きな要素を占めているようですね。

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h28/zentai-pdf/index.html

 

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