課長は部下をどう見ている?〜第4回「職場のコミュニケーションに関する意識調査」より〜

  • 2017.06.30 Friday
  • 10:28

組織の中間管理職にあたる課長職。

30代〜40代の中堅社員が多く、20代の若手との接点も最も多い役職ですね。

そんな課長の皆さんは、部下とのコミュニケーションについて、どのような認識をもっているのでしょうか。

 

公益財団法人日本生産性本部では、6月20日に「職場のコミュニケーションに関する意識調査」の結果を公表しました。

この調査は、同本部主催のセミナーに参加した管理職と一般社員を対象にアンケート調査を実施した結果です。

課長職662名、一般社員1448名から有効回答を得ました。

 

調査結果の概要を抜粋すると、下記の通りです。

 


 

1.職場環境に対する現状認識

〇「職場でのいたわりや助け合い」について、課長職の81.7%、一般社員層の72.7%が「ある方だ」と回答している。

 

2.仕事への取り組みに対する現状認識

〇仕事に対する意欲について、課長職の75.5%が「部下のやる気を感じると回答」。一般社員層も81.3%が「率先して仕事に取り組んでいる方だと思う」と回答している。

〇課長職は「部下又は後輩の仕事ぶりに満足していない(54.8%)」「仕事における部下又は後輩の将来に不安を感じている(63.1%)」と回答している。

 

3.業務上のコミュニケーションに対する現状認識

〇職場内のコミュニケーションについて、課長職の82.5%、一般社員層の78.9%が「取れていると思う」と回答している。

〇課長職・一般社員層とも苦手意識を持っている割合は「人間関係の構築(課長49.5%、一般職層55.4%)」、「自分より年上のの人に対する指導(課長53.9%、一般職層57.3%)」、「異なる主張を持つ相手へ自分の意見を伝えること(課長52.9%、一般職層59.9%)」

 

4.会社(組織)の経営方針・理念に対する現状認識

〇会社(組織)の経営方針や理念への理解について一般社員の78.2%が「理解している」と回答している。一方、課長職の43.2%が「部下に浸透している」と回答している。

 

5.グローバル化の認識

〇「外国籍の上司の下で働く」ことについて、一般職層の51.9%、課長職の69.9%が苦手と回答している。

 


 

興味深いのは、課長職の部下の仕事ぶりに対する認識ですね。

半数以上の課長が、部下又は後輩の仕事ぶりに満足していないという回答をしています。

 

部下の仕事に対する「やる気」については、7割以上の課長が「やる気」を感じているものの、その仕事ぶりには不満を感じている。

このギャップは、どこから生じるのでしょうか。

やはり、組織の中間管理職として求められる「成果」が、一般社員と比較して数段高いということなのでしょうね。

部下にも、高い成果を求める現状が伺えますね。

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001508.html

 

 

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