依然として高い水準の「新規学卒就職者の離職状況」

  • 2017.09.22 Friday
  • 10:48

苦労して採用した若者が、わずか数年で辞めてしまう。

新卒採用した若者の離職率が、依然として高い水準にあることが分かりました。

 

厚生労働省では、このほど、「平成26年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況」について取りまとめ公表しました。

結果から、新規高卒就職者の40%以上、新規大卒就職者の30%以上が、就職後3年以内に離職していることが判明しました。

 

調査結果の概要を抜粋すると、下記の通りです。

 


 

【新規学卒就職者の就職後3年以内離職率】

離職率 前年対比増減
大学 30.2% +0.3
短大等 41.3% ▲0.4
高校 40.8% ▲0.1
中学 67.7% +4.0

 

【新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率】

事業所規模 大学 高校
離職率 前年比増減 離職率 前年比増減
1,000人以上 24.3% +0.7 25.3% +0.6
500〜999人 29.8% +0.6 32.9% +1.4
100〜499人 31.9% ±0.0 37.9% ±0.0
30〜99人 38.8% +0.2 47.1% ▲0.6
5〜29人 50.5% +0.3 56.4% ▲0.8
5人未満 59.1% +0.1 64.0% ▲4.0

 

【新規学卒就職者の産業別就職後3年以内離職率のうち離職率の高い上位5産業】

大学 高校
順位 業種 離職率 前年比増減 順位 業種 離職率 前年比増減
1 宿泊業・飲食サービス業 50.2% ▲0.3 1 宿泊業・飲食サービス業 64.4% ▲1.7
2 生活関連サービス業・娯楽業 46.3% ▲1.6 2 生活関連サービス業・娯楽業 59.4% ▲1.1
3 教育・学習支援業 45.4% ▲1.9 3 教育・学習支援業 56.0% ▲3.4
4 小売業 38.6% +1.1 4 小売業 50.4% ▲1.0
5 医療・福祉 37.6% ▲0.8 5 建設業 47.7% ▲0.6

 


 

下記のグラフでも示す通り、依然として高い水準の離職状況が続いていますね。

また、企業規模が小さくなるほど、離職率も高まる傾向が続いています。

 

 

若者の採用難の時代、中小企業にとっては厳しい現実と言わざるを得ませんね。

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553.html

 

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