課長はつらいよ〜第4回「上場企業の課長に関する意識調査」より〜

  • 2018.01.30 Tuesday
  • 09:58

学校法人産業能率大学では、従業員100人以上の上場企業に勤務し部下を1人以上持つ課長を対象に、アンケート調査を実施しました。

このテーマに関する調査は、第1回目(2010年実施)、第2回目(2012年実施)、第3回目(2015年実施)に続き4回目となります。

 

調査結果の概要を抜粋すると、下記の通りです。

 


 

【注目データ】

 

3年前と比較した職場の状況の変化

〇業務量が増加している、過去最高

〇働き方の多様化、外国人社員の増加

 

99.2%がプレイングマネジャー

〇プレーヤーとしての活動がマネジメント業務に「支障がある」6割

 

部下に関する悩みが増加

〇「部下の人事評価が難しい」「部下が自分の指示通りに動かない」など

 

【全体総括】

〇「働き方改革」の中心を担う課長は、職場全体の労働時間の削減や休暇の取得促進だけでなく、職場運営の方向性を明確に示すことや、長期的なキャリアを見据えた部下育成などについても組織から大きな期待がかけられています。

〇しかし「業務量が増加している」という認識を持つ課長が過去最高となり、プレイングマネジャーの約6割が「プレーヤーとしての活動がマネジメント業務に支障がある」と回答するなど、課長を取り巻く状況は一段と厳しくなっています。

〇課長の悩みとして最も多かったのは、今回も「部下がなかなか育たない」でした。また、部下や働き方そのものが多様化する中で、「部下の人事評価が難しい」「部下の人事評価のフィードバックがうまくできない」「部下が自分の指示通りに動かない」などの項目も増加しています。

 


 

現場に最も近い管理職である課長。

そんな課長の悩みが、調査結果に率直に表れていますね。

 

ちなみに、調査の中で『課長のこれから』という項目を設けて、「最終的になりたい立場は?」という質問をしています。

 

〇「経営者(社長)になる」4.3%

〇「役員クラスのポジションに就く」10.2%

〇「部長クラスのポジションに就く」36.0%

〇「現在のポジション(課長)を維持する」35.0%

〇「プレーヤーの立場に戻る」14.5%

 

「プレーヤーの立場に戻る(14.5%)」+「現在のポジションを維持する(35.0%)」は全体の約5割。

約半数の課長が、今以上の出世を望んでいないということですね・・・。

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.sanno.ac.jp/research/kachou2018.html

 

 

 

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