平成30年度の地域別最低賃金改定「全国平均26円」目安に

  • 2018.07.27 Friday
  • 10:32

厚生労働省の諮問機関である「中央最低賃金審議会」は、2018年7月26日に、平成30年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申を取りまとめました。

引き上げ額の全国加重平均は26円(昨年度は25円)となり、目安額通りに最低賃金が決定されれば、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最高額となる引き上げとなります。

 

なお、各都道府県の引上げ額の目安については、都道府県の経済実態に応じ、下記のランクに分かれています。

 

目安通りの改定となれば、神奈川県は現在の956円から27円アップの983円となります。

最低賃金が1000円台となるのも、現実のものとなりそうですね。

 

今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することになります。

 

 

改定額目安の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172722_00001.html

 

 

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