東京都が取りまとめた「2018年年末一時金要求・妥結状況(最終集計)」

  • 2018.12.27 Thursday
  • 10:21

東京都では、2018年年末一時金要求・妥結状況の最終集計を取りまとめ、公表しました。

これは、東京都が例年、都内の1,000労働組合を対象に調査しているものです。

 

調査結果の概要は、下記の通りです。

 


 

都内民間労組の冬のボーナス 平均妥結額は782,020円 対前年比14,132円(1.84%)増

○既に妥結した労働組合のうち、前年妥結額と比較可能な504組合の平均妥結額は782,020円で、これは平均賃金(318,856円・39.7歳)の2.45ヶ月分に相当します。同一労組の前年妥結額(767,888円)との比較では、金額で14,132円増加(1.84%増)しました。

○産業別・業種別妥結金額の分析対象となった29業種のうち、対前年比の増加率が最も高かったのは、「鉄鋼業」(15.15%)、以下「情報通信機械器具製造業」(13.41%)、「教育、学習支援」(6.67%)となっています。一方、対前年比の減少率が最も大きかったのは、「その他運輸」(▲12.62%)、続いて「金属製品」(▲10.59%)、「情報制作(出版等)」(▲6.62%)となっています。

 

平均要求額は827,087円 対前年比23,603円(2.94%)増

○要求を提出した労働組合のうち、前年要求額と比較可能な547組合の平均要求額は827,087円でした。同一労組の前年要求額(803,484円)との比較では、金額で23,603円増加(2.94%増)しました。

 


 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/12/17/06.html

 

管理職への志望度調査

  • 2018.12.21 Friday
  • 10:18

エン・ジャパン株式会社では、自社が運営する転職支援サービスのユーザーを対象に「管理職への志望度」についてアンケート調査を実施しました。

回答数は、11,423名にのぼっています。

 

調査結果の概要は、下記の通りです。

 


 

○5割が管理職に「興味がある」と回答。

○女性に比べ、男性の方が管理職に強い興味。

○管理職に興味がある理由は、「自己成長のため」。

○興味がない理由は、「管理職が不向きだと思うから」。

○管理職の経験をして良かった点、「視野が広がる」「影響力が上がる」「裁量が増える」。

 


 

最近は、管理職になりたがらない若者も多いと聞きます。

管理職の志望度については、男女の差がはっきりと出ていいますね。

 

 

子育て等の家庭生活との両立を考えると、及び腰になってしまうのでしょうか・・・。

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15683.html

 

活力ある組織づくりとは?〜「組織活力とマネジメント意識調査」より〜

  • 2018.12.19 Wednesday
  • 10:05

一般社団法人日本能率協会では、全国の部課長400人を対象に、組織の活力向上に向けた取組み意識に関するアンケート調査を実施しました。

この調査は、組織活力の観点から、部課長が日頃どのようなマネジメントを行っているかを調べたものです。

 

調査結果の概要は、下記の通りです。

 


 

1.自身がマネジメントしている部・課については、7割以上が「活気がある」と回答。活気がある理由は、「困った時の助け合い」「情報共有や学びあい」「創意工夫」が出来ているから。一方、活気が無い理由は、「内向き」「失敗が許されない」「学びあいが出来ていない」から。

 

2.日頃のマネジメントの悩みは「特定の人に仕事が偏る」が4割超。コミュニケーション以前に、膨大な業務をどう配分するかで悩む姿が浮かぶ。

 

3.日頃マネジメントで心掛けていることは、「責任は自分で持つこと」「部下育成をすること」「部下の仕事ぶりとよく見ること」。

 

4.自身が身に付けたい能力・資質は、「コミュニケーション力」「統率力」「コーチングスキル」。

 

5.部下に身に付けてほしい能力・資質は、「チャレンジ精神」「積極性・主体性」。

 

6.風通しが良いと思う企業第1位は、「Alphabet(Google)」、第2位に「ソニー」「サントリー」「Apple」。

 


 

下記グラフは、自部門に「活気がある理由」「活気がない理由」をまとめたものです。

注目は、活気がない組織の特徴として、「失敗が許されない」「他部署との連携がない」「言いたいことが言えない」「前例重視」などの内向きの傾向があることがですね。

皆さんの組織はいかがですか?

 

 

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

https://jma-news.com/wp-content/uploads/2018/12/0f6541028e88cae6a65b4beb33b3b3dc.pdf

 

中小企業「冬のボーナス」実態調査

  • 2018.12.18 Tuesday
  • 10:54

エン・ジャパン株式会社では、自社が運営する人事向け総合情報サイトを利用する企業の人事担当者を対象に「2018年度冬季賞与」に関するアンケート調査を実施しました。

調査対象は、今冬、冬季賞与を支給予定の従業員数299名以下の企業451社です。

 

調査結果の概要は、下記の通りです。

 


 

○31%の企業は、「昨年より冬季賞与が増額予定」と回答。

○4年連続で「増額」が「減額」を上回る結果に。

○賞与を「増額予定」の回答が多かった業種トップ3は、「商社」「流通・小売関連」「メーカー」。

○賞与の増額率は「1〜3%未満」が最多。

○増額理由は「業績好調」「社員の意欲向上」。

○「賞与」に関する悩み。第1位は「社員への評価、賞与の査定基準」、第2位は「支給額による社員モチベーションへの影響」。

○4割の企業は「昨年より景気回復を感じない」と回答。

 


 

4割の企業が、景気回復の実感が年々乏しくなっていると感じているようです。

一方、賞与の増額基調は相変わらず続いているようですね。

 

調査結果の詳細は、下記のサイトでご覧いただけます。

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15731.html

 

 

「過重労働解消相談ダイヤル」の相談結果

  • 2018.12.17 Monday
  • 10:34

2018年10月15日更新の本ブログでも紹介しましたが、厚生労働省では、過労死等防止啓発月間の一環として、「過重労働解消キャンペーン」を11月に実施しました。

そのキャンペーンの一環として、11月4日(日)に実施した「過重労働解消相談ダイヤル」の相談を結果を取りまとめ公表しました。

 

2018年10月15日更新:11月に実施される「過重労働解消キャンペーン」

http://sr-komaya.jugem.jp/?eid=350

 

相談結果の概要は、下記の通りです。

 


 

【相談件数 : 合計 501件】

■主な相談内容

・長時間労働・過重労働・・・・204件(40.7%)

・賃金不払残業・・・・・・・・174件(34.7%)

・パワハラ・・・・・・・・・・69件(13.7%)

■相談者の属性

・労働者・・・・・・・・・・・313件(62.4%)

・労働者の家族・・・・・・・・129件(25.7%)

・その他・・・・・・・・・・・39件(7.7%)

■主な事業場の種類

・製造業・・・・・・・・・・・68件(13.5%)

・保健衛生業・・・・・・・・・65件(12.9%)

・商業・・・・・・・・・・・・46件(9.1%)

 


 

相談者の属性をみると、労働者本人のみならず、その家族からの相談件数も4分の1を占めています。

本人が納得していても、家族が心配している。

そんなケースが考えられますね。

家族の理解も、大切なポイントということですね。

 

 

結果の詳細は、下記のサイトでご覧たいだけます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000144103_00001.html

 

 

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